豪華な宮殿、壮大な記念碑、歴史的な寺院がちりばめられた古代都市ヴヴァドーダラー(初期のバロダ)は、ヴィシュワミトリ川の土手に沿って広がっています。ヴァドーダラーは、ヴィンディヤとサトプラの山々を背景にした、世界で最も高い荘厳な記念像（統一の像）で世界中に知られています。ユネスコ世界遺産に登録されているシャンパネル・パヴァガド遺跡公園は、ムガール以前のイスラム教の都市がよく保存されており、観光地としてにぎわっています

洗練された漆細工から美しいビーズ細工まで、その文化・芸術的遺産を探索しましょう。また、賑やかで活気のある料理シーンが自慢で、カンザール(デザート)、カンダヴィ(マスタードの種、ゴマの種、コリアンダーなどで作った香味野菜)、マカイネバダ(トウモロコシの穂軸で作ったスナック)などの珍味を食べ、楽しい経験をすることができます。

ヴァドーダラーはもともと、ヴァッドラダカと呼ばれていました。先史時代にここに人が住んでいたことは考古学的調査から明らかになっています。また、歴代のグプタ、チャルキヤ、ラシュトラクタス、ソランキス、デリー、スルタン、ムガル、マラータ帝国の庇護を受けてきました。ヴァドーダラーはグジャラート州第3の都市とされ、グジャラートの文化首都として知られています。