コチ | Incredible India

アート、文化、グルメ、カーニバル、フェスティバルのにぎやかに混ざり合うコチは、ケララのゴージャスな河口に広がる、すてきな観光地です。エメラルドブルーのアラビア海に黄金の太陽輝くビーチで面した街には、植民地時代の名残が芸術的な美しさと一続きになり、時が止まったようです。街の文化的中心であるコチ城塞の付近に作られたコチの街は、1年中お祭りのような雰囲気です。インド最大の展覧会で、4か月間開かれるコチ・ビエンナーレの際にはアートのワンダーランドとなりにぎやかな色彩や、衝撃的な映像、雄大な模様がどこを見ても出迎えてくれます。楽しいボートや、スピリチュアルなオーナム、壮大なシヴァラートリーのお祝い、贅沢なコーチンカーニバルが各地から観光客を引き寄せます。

マラバー海岸に位置するコチは歴史的に、インディアと世界を結ぶ中継地点でした。ポルトガルの探検家バスコ・ダ・ガマが最初に訪れてヨーロッパの植民者たちへの道を開いたのもここでした。街には遺産がたくさん残り、点在する様々なポルトガル風、オランダ風、イギリス風の城塞や、宮殿、バンガローに反映されています。

コチは多様な文化の混ざり合う場所で、どれも少しずつ味わうことができます。ユダヤ人街の狭い路地に赴いてシティレースを間近で見れば、だんだんとユダヤ文化が好きになって、珍しい骨董品や素晴らしい手工芸品を集めることができます。芸術的なカフェで本格的な料理を食べながらリラックスしたり、あたりのにぎやかなマーケットを見たりできます。

コチの精神は、おいしいマラバー料理にまさに反映されています。よだれが出そうなサクサクふわふわのマラバー・パロッタやマラバーのエビカレーを1杯いただくのもいいでしょう。コチの料理の味は、きっとすぐには忘れられません。

ケララの自然あふれる境界にあるコチは、天国のようなロケーションで、観光客が探検するのにうれしい場所です。アラップーザの静かなベムバナード湖をクルーズしたり、街の南端を眺めながら夕日の中をセーリングしましょう。街から橋やフェリーでつながる景色のいいウィリンドン島やヴァイピーン（Vypeen）島に立ち寄ることもできます。