52エーカーの敷地を持つ宮殿は丘の上に建ち、19世紀にコチのラージャの住居として建てられました。宮殿の構造は伝統様式とオランダ風建築が美しく融合しています。今では、宮殿は考古学博物館に変わり、豪華な王座や王冠などコチのラージャの富や贅沢を象徴する品々の素晴らしいコレクションを展示。かつて、宮殿には49の建物があり、今では18部屋のギャラリーがあって、かつてのコチの君主たちの写真が展示されています。美しいタンジョーブル絵画も宮殿の壁を飾っています。博物館には絵画や、石・大理石の彫刻、武器、碑文なども展示されています。品々のほとんどがコチの王族一家から寄付されたもので、中にはパリアム・デーヴァスウォム(Paliam Devaswom)や考古学局から提供されたものもあります。博物館はマラヤーラム映画「マニチトラターズ(Manichitrathazhu)」のロケ地にもなりました。

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