St.ジェロームの要塞とも言われるナニ・ダマンはダマン・ガンガ川の河岸上にあります。小さな砦で、高くエレガントな壁、三つの堡塁、二つの大きな入口から成っています。面積は12,250㎡で、2体の立派な人物像が目を引きます。カトリック教徒のSt.ジェロームの名にちなんだこの砦は、正面入り口に聖人の立派な像が立ち、修復された鏡板で知られる 海の聖母カトリック教会（Catholic Church of Our Lady of the Sea）を収容しています。砦近くの他のアトラクションは、ガンディ公園があり、ナニ・ダマン波止場近くにあります。

モティ・ダマンには、ダマンの豊富なポルトガル歴史遺産を示す一つとして、2台の美しい灯台があります。この2台は新、旧灯台として知られています。古い方はポルトガルによって、新しい方はインドによって建てられました。階層建ての旧灯台だけビジターに開放されています。螺旋状階段を登って最上部へ行き、大海原の綺麗な展望を楽しめます。新灯台の入場は、その独特な建築をどうしてもと熱望するビジター以外安全上の理由で禁止です。旧灯台の近くに立つ新灯台にはその頂部に回転式、直径2.04ｍの灯火が備わっています。

モティ・ダマン要塞は車でやってくるビジターを魅了する重要なツーリストスポットです。面積30,000㎡もあるこの古代要塞はたくさんの拳銃を備えていることで有名です。美しい設計のこれらの拳銃は注目に値する彫刻が施されているためビジターを魅了せずにはおきません。要塞はまた、the Church of Bom Jesus、the Chapel of Our Lady of Rosary 、the Church of Our Lady of Remediesとしても有名です。歴史愛好家にとって本当に面白い体験となることでしょう。この要塞は1559年のムガール軍の侵入に対してポルトガル人を守るために作られたのです。要塞の直ぐ近くには、著名なポルトガル人の詩人、Bocageの住まいとその墓があります。家の中へは入場できません。