ナルマダー川の貯水池として建設されたコーラルダムはマディヤ・プラデーシュの最大の穴場でピクニックにぴったり。自然愛好家とウォータースポーツ好きがその平穏な場を求めてやって来る。様々な色合いに染められた空を背景に、豊かに生い茂る木々を眺められる日の出と日没の時間は絶景を楽しめる。毎日午前9時から午後6時まではスピードボートやボートを楽しむこともできる。本来は飲料水や灌漑を目的としたダムではあるが、自然に抱かれくつろぐのにも最高の場所だ。インドールからは45kmのところに位置し、他の州からも気軽に足をのばすことができる。

ジャナパヴ・クチ山はマールワー高原の最高峰に位置し、大神ヴィシュヌの化身であるパラシュラーマ神誕生の地としても知られている。この高原の頂上に行き着きためには深い森の中を歩いていく必要がある。かつてパラシュラーマ神の父であるジャマダグニ神が妻レヌカとともに住んだとされる、修養所にも訪れてほしい。言い伝えによればこの地で採れる多くの薬草はこのレヌカによって育てられたものである。ジャナパヴ・クチ山頂では豊かな緑と夢のようなインドールの地平線の絶景が楽しめる。インドールから45kmに位置し気軽に足を伸ばせる。

アタル・ビハリ・バジュパイーパークとも呼ばれるこの公園では、現代的なオーラを纏ったガラス張りの建物がお出迎えしてくれる。パーム樹があちこちに植わった多彩なタイル製で整備された遊歩道を歩いていくと、その静けさに捉えられるだろう。120エーカーにわたるこの公園はインドール開発局によって進化し美しい音楽性の噴水や豊かな庭園で人々を惹きつけている。見所はフレンチガーデン、多様生物園、心躍る芸術家村などがある。現代的な公園はピクニックにはもってこいの場所だ。園内には清らかな湖もあり、そこではこの上ない余暇のひと時を過ごせるだろう。子どもにも魅力的なブーブライヤという迷路も園内にある。