サーンチーで一番人気がある見どころはアショーカ・ピラーでしょう。 それは有名なサーンチー・ストゥーパの南入口の近くにあります。 その柱は紀元前3世紀に建てられたと言われており、サールナートにある柱とよく似ています。 建築物全体は残っていませんが、入口から柱の軸を見ることができ柱冠は博物館に展示されています。 柱冠は魅力的な特徴を持っています。

柱には背中合わせに4方向を向いた4頭のライオンが装飾されています。 この建築様式はグレコ・仏教様式と呼ばれています。 この像はマウリヤ朝の建築の特徴である優雅さと絶妙な構造的バランスの傑出した一例であると考えられています。 4頭のライオンがあるこの意匠はインドの国章になっています。 このアショーカ・ピラーの獅子柱頭にはダルマチャクラ、すなわち法輪がありません。 歴史と遺産が国章となったことのインスピレーションを得るためにだけでも、サーンチーの博物館を訪れる価値ははります。

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