アップリケとパッチワークで名高いこの村、ピプリはプリーから40キロの地点にあります。訪問者たちは傘、ハンドバッグ、人形、財布、壁掛け、ベッドカバー、クッションカバー、マクラカバー、ランプ傘、ランタン其の他色々を買い求めることができます。ここで作られるタラサス即ちハートのかたちの木製物は祭りにでてくる軍車に乗せて使われます。

事実、チャンダン ヤトラ(白檀の旅)ではアップリケ作品で作られたチャットリス(慰霊碑)で覆われている神々の行列行進があります。このアップリケ作品が使われ始めたのは古代に遡ります。このアップリケは小さな布切れに刺繍やスティッチイングを施したもので、そのモチーフは花、動物、村の光景で、そして布切れよりも大きな布にその他の伝統的デザインを背景デザインとして加えたものです。綿布はパッチとしても使われますが主にベース布として使われます。変わっていて活気のあるカラー配列が思い描かれ、その上でピプリの才能に溢れた村人によって綿布のうえに再表現されるわけです。この村に行くには自動人力車が唯一の手段です。ピプリのどこに行くにしても写真付きの身分証明書が必要です。(有権者IDカードがいいでしょう)。理由はピプリへの行程には二か所の検閲所があるからです。

プリーのその他の魅力