クリシュナ意識国際委員会の寺院

クリシュナ神とクリシュナ神の兄バララーマ神を祀っているSri Sri Krishna Balaram Mandir寺院は、ヴリンダーヴァンのRaman Retiエリアにあります。クリシュナ意識国際員会(ISKCON)の創立者でもある阿闍梨(サンスクリット語で師範の意)A・C・バクティヴェーダンタ・スワミ・プラブパーダにより1975年に建てられました。数千年前確かにこの地に居たクリシュナ神とバララーマ神の兄弟を祀る寺院を、この場所に建設することは彼の長年の夢でした。そんな強い思い入れもあり、建築構造から設計までを監督し、精神的な強さの神、Balaramに祈りを捧げました。

壮大な白い大理石のアーチに出迎えられたあと、 巨大な木製のドアを通ってまるで宮殿のような礼拝堂に入ります。寺院には、複雑な彫刻が施された壁と曲がりくねった階段があります。寺院の右側にある女神ラーダーとクリシュナ神殿には、ゴーピ、Lalita、Vishakhaも祀られています。スワミ・プラブパーダのお墓(1896-1977)も寺院の中でご覧いただけます。

クリシュナ意識国際委員会の寺院

プレム・マンディール

神の愛の神殿としても知られるプレム・マンディールは、女神ラーダーとクリシュナ神、ラーマ神と女神シータに捧げられています。 2001年にJagadguru Shri KripalujiMaharajによって設計及び建築され、54エーカー以上の大きさを誇っています。ヴリンダーヴァンで最も美しくエレガントな建造物の1つといわれているこのイタリア製の白い大理石で造られた寺院は、クリシュナ神の一生へ捧げられており、内部にはゴヴァルダン丘陵の伝説などが描かれています。

夕どきに楽しい音楽と光のショーが行われる壮大な音楽噴水は、この聖地の中でも最も興味深いアトラクションの一つといえるでしょう。庭園、レストラン、お店、そして噴水を通る小道はすべて寺院内にあり、寺院の一部です。お祈りと集会は、一度に最大25000人を収容できる大きく柱のないドーム型のSatsangホールで行われています。

プレム・マンディール

Shri Krishna Janmabhoomi寺院

マトゥラーの主要な巡礼地であるShri KrishnaJanmabhoomi寺院は、クリシュナ神の生誕地でもある監獄近くに建てられたと言われています。ここがクリシュナ神の有名な伝説の始まりの場所ともいえるでしょう。これらの伝説の中の1つによると、この寺院はクリシュナ神のひ孫であるVajranabhaによって建てられたとされています。紀元前6世紀に建設されたと考えられており、クリシュナ神の信者にとって最も重要な聖地の1つです。この神殿は、何世紀に渡り異なる支配下の元で幾度か改修されてきました。

現存する寺院は、20世紀に行われた大規模な改修プロジェクトによるもので、クリシュナ神の生誕地と言われる場所にあるGarbha Griha(至聖所)が印象的なKeshavdeva寺院、Bahgavata Bhava寺院が集まって出来ています。

Shri Krishna Janmabhoomi寺院

Radha Raman寺院

ヴリンダーヴァンに存在する6人のGoswami(インドの称号の一つ)の内の一人であるGopal Bhatta Goswamiによりこの寺院は建設されました。彼は、Sri Chaitanya Mahaprabhuの教えに従っていました。寺院にある神は、サリグラムと呼ばれる聖なる化石から笑みを浮かべながら自ら姿を現したとされています。

伝説によるとGopal Bhatta Goswamiは、カリ・ガンダキ川で水浴していた時に12個のサリグラムを見つけたとされています。12個のサリグラムをヴリンダーヴァンまで持ち帰り、それらに布をかぶせ一休みすることにしたそうです。翌日、布を外してみるとサリグラムに囲まれたクリシュナ神がフルートを演奏しているのが見えました。この時、12個ではなく11個のサリグラムが見つかったことからサリグラムの一つがクリシュナ神に姿を変えたのだといわれています。

Radha Raman寺院

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