ヤムノトリは、ヒマラヤ山脈にあるヒンドゥー教の4つの重要な巡礼地の1つです。他の3つはガンゴトリ、ケダルナート、バドリナートで、これらの地はすべてチャール・ダームと呼ばれます。多くのヒンズー教徒は、全てのダームを訪れることなしに彼らの精神的な旅を完了しないと信じており、彼らの巡礼旅はシャール・ダーム・ヤトラとして知られている。

ヤムノトリは、ガンゴトリから、ケダルナート、バドリナートに至る巡礼のスタート地点です。ヤムノトリには毎年何千人もの信者が訪れ、霊的な巡礼旅を始めます。ヒンドゥー教の第二の聖なる川であるヤムナ川もここを源としており、信者は発祥地のヤムノトリ氷山(6,387メートル)で祈りを捧げます。川の水に浸かることで不慮の死を防げると信じられています。ヤムノトリの神はヤムナ女神であり、最も神聖な場所の1つは、有名な温泉が湧き出る黒岩「ディビア・シラ」です。信仰者たちは、ここにたどり着くために、雄大なヒマラヤを巡る厳しい旅に出ます。

神聖な町ヤムノトリは、標高約3,293mのガルワル・ヒマラヤにあります。手付かずの自然が残るこの地には、青々とした野原、雄大なヤムノトリ氷山、温泉、湖があります。場所は、バンダルパンチピークの西側に位置しています。