街の周辺にあるナルタマライはムタライヤル(Mutharaiyar)朝(600-900)により建設された古い石の建物の散在する小さい丘の集まりです。主な見どころはナルタマライ寺院で、6体の繊細なヴィシュヌ神の彫像が中央のお堂に祀られています。ほかに注目すべきはシヴァ神を祀る洞窟寺院で、9世紀にパラーバ朝により建てられました。天然洞窟アルルッチマライ(Aluruttimalai)はその磨かれた石のベッドとジャイナ教の遺産で知られていますが、カダンバル寺院(Kadambar Temple)はその建築の美しさで有名です。現存するマリアンマン(Mariamman)の寺院も見逃せません。地域全体が、ナルタマライ地方がこの地域の貿易や商売の中心地だったチョーラ朝やパラーバ朝の全盛期を体現しています。

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