宗教の町ワーエイユールはヴィシュヌ神を祀るアジャギヤ・マナベラン・ペルマル寺院で有名です。寺院は中世のチョーラ朝により8世紀後半に建てられ、のちのパーンディヤ朝や、ヴィジャヤナガル王族、マドゥライ・ナーヤカ朝の貢献もあったと信じられています。祠はすべて花崗岩の壁で囲われています。数多くの参拝者が3月から4月に開催される年に一度のセルティ・セヴァイ(Serthi Sevai)祭りになると寺院を訪れます。紀元前3世紀ごろのマウリヤ朝アショーカ王の統治下において、ワーエイユール地方では仏教が広まりました。町はかつて初期のチョーラ朝や古代タミルの3王国の都でした。アショーカ王やサータヴァーハナ朝の碑文や岩の布告ではワーエイユールは「チョーラ朝の砦で中心地」と描写されています。

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