「空気と水の次に、塩はおそらく生命にとって最も必要なものだ」 -マハトマ・ガンジー。 インド、グジャラート州、「国立塩サチャグラハ記念館 」は、マハトマ・ガンジー、及び彼の同僚であるサチャグラヒスの80人が率いた1930年のダンディ行進の精神とエネルギーを再現し、歴史的な塩の行進とサチャグラハの方法論を視覚化し理解するために、訪問者を一歩ずつ記念碑に招き入れるように設計されています。ご存じのように、彼らの偉業が最終的にインドを英国植民地支配からの独立に導いたのでした。インド文化省によって承認されたこの記念館プロジェクトは、 IITボンベイと共にデザイン調整機関としてハイレベルダンディ記念委員会 (HLDMC) の助言を受けています。このユニークな記念碑は、2019年1月30日にシュリ・ナレンドラ・モディ首相によって開館式が行われ、一般に公開されています。 この記念館は、グジャラート州ダンディの15エーカーの敷地に建設され、塩でできたクリスタルがマハトマ・ガンディーと行進者への敬意を表すよう、訪問者に呼び掛けています。 ダンディにあるこの国立塩サチャグラハ記念碑は、ガンジーと彼の仲間の行進者たちが、英国インド政府によって課された塩法を破るために海岸から塩を運び上げた場所で、ダンディの行進者たちに敬意を表して作られた記念碑である。国立ソルト・サティヤーグラハ記念館 (NSSM) は、歴史的なダンディ行進の精神とエネルギーを再現する体験旅行として建設されました。 国立塩サチャグラは記念館プロジェクトは、テクノロジー、イノベーション、アート、建築、デザインが独自に融合したプロジェクトと言えます。これは、自給自足の精神を反映したゼロエネルギー建築プロジェクトであり、ガンジーの教えの指針が記念碑のデザインの基礎となっています。この記念碑はまた、ピラミッド状の光の中にマハトマ・ガンジーの像を包み込み、続いてマハトマ・ガンジーと共に行進の24日間を歩いた80人の行進参加者を記念する等身大のブロンズ像が続いています。 光のピラミッドは毎晩作られ、空に投影され、頂上の塩の結晶に光を当てます。塩サチャグラハのエネルギーを表現する、視覚的にも経験的にもユニークな催しで、象徴的なジェスチャーが新しい自由の世界を照らし出します。 国立ソルト・サティヤグラハ記念館のウェルカム・センターには、図書館、書店、講堂、活動スペースがあります。 ダンディにあるこの記念館の製塩施設では、IITボンベイによって開発された、電気製の製塩機を使って塩をひとつまみ作ることができます。この活動は、国を独立へと導くために、塩という強力な比喩を用いたマハトマ。ガンジーの戦略的な才能を称えるものです。 NSSMには人工の湖もあり、サチャグラハ海辺の様子を象徴しています。24の台座壁画は、ガンジーに同行した80人のデモ参加者の精神と決意を表しています。また、40台のソーラーパネルが必要なエネルギーをすべて生み出しています。 パラールサナ・マンディールとサイフェー・ヴィラもまた、ダンディのNSSMにある新しい観光名所です。