綺麗な彫刻が施されたモスク、パールシー・アギヤリ(ゾロアスター教の火の寺院)、ヨーロッパ風の墓地、植民地時代のバンガローなど、立派な建築物を誇る賑やかなスラトの街はグジャラートにあり、その文化遺産スポットで訪れる人を虜にしています。観光客は一直線に雄大なスラト城やムガール・サライに向かいがちですが、趣のある軽食堂や多数のショッピングスポットがある回り道も、その魅力で観光客を引き付けています。州で2番目に大きな街であるスラトの中にはタピ川が流れ、川岸には美しいレイクガーデンがあります。

ダイヤモンドの交易が盛んなことからダイヤモンドシティとも呼ばれるスラトは、国中の芸術家やファッションデザイナー、ダイヤモンド商が立ち寄る場所となっています。様々な民族が融合しているこの街は、15世紀には国内有数の重要な港町でした。以前は絹織物や錦織で有名でしたが、今日ではポリエステル織物で知られています。