コールハープルから約140kmの距離にあるヴィジャイドゥルグは、アラビア海沿岸にあります。絵のような景色のサヒャディ地域の向こう側にあるヴィジャイドゥルグは人里離れたビーチや、歴史的な城、自然にあふれた環境で知られています。観光客はこののんびりした休息地の自然の美しさに浸り、ヤシの木の並ぶ黄金の砂浜に行くことができます。ヴィジャイドゥルグはアルフォンソ・マンゴーのプランテーションで知られ、フルーツの甘い香りが辺り一面を満たしています。観光客にかなり人気なのが100年以上前にシヴァージーによって建てられたヴィジャイドゥルグ城。辺りが水に囲まれているので、その全盛期には難攻不落の城と考えられていました。城の建物は3層の壁と見張り櫓が少しあり、敵を寄せ付けませんでした。今日では、城からは当たりの景色を見晴らすことができます。

コールハープルから175km離れ、ゴアから110kmの距離にあるヴェングーラはツアー客の有名な寄り道スポットです。長く静かな海岸と海辺の寺院でよく知られています。おもな見どころはよく日の当たる黄金の砂のカーペットがある三日月形のヴェングーラ・ビーチ。マンゴーや、カシューナッツ、ココナッツの木が点在する緑の丘に面したビーチはバケーションにうれしい、豊富な自然の美しさに浸れる場所です。

観光客はシュリ・ラメシュワル（Shri Rameshwar ）とシュリ・デヴィ・サテリ（Shri Devi Sateri）を祀った2つの有名寺院にも参拝できます。ヴェングーラには豊かな文化遺産があり、安全で自然の多い港であったためオランダの貿易商たちにより1665年に商業の中心として確立されました。のちに、イギリス人もこの港を利用しました。今でもオランダやイギリスの影響をヴェングーラでは見ることができます。

コールハープルの街から約160km離れたタルカルリは白銀の砂浜に面した澄んだ水に恵まれています。観光客はシュノーケリングや、カヤック、水上スキー、パラセーリング、バナナボート、スキューバダイビングなどのアウトドアスポーツに興じることができます。海中の鮮やかな世界を散策し、この地域独特の魚や、サンゴ礁、イルカ、海藻を見ましょう。さらに、このマハーラーシュトラ唯一の水場はタルカルリとクダールに面しており、観光客は自然の海と景色のよいカルリ川周辺をハウスボートで巡ることができます。こうしたボートはまるで海上の高級ホテルで、現代的な設備がたくさん整っています。タルカルリは自然が好きな人やアウトドア好きにはうれしい場所で、壮大な景色や記憶に残る体験にたくさん出会うことができます。

コールハープルから約160km離れたマルバンは、景色のよい海岸の町で、各地から観光客が訪れます。30㎢の敷地を持つ海洋自然保護区が最も有名。このエリアでは豊かなサンゴ礁や海洋生物を見ることができます。自然が好きな人にとっては、マルバンの黄金の砂やモクマオウの木立に沿った美しい海岸線は、自然の美しさに浸るよい機会を与えてくれます。スキューバダイビングやシュノーケリングなど各種ウォータースポーツに興じることもできます。浜辺からの夕日の景色は特に壮大です。

シヴァージーによって建てられた有名なシンドゥドゥルグ城は自然保護区の中にあり、訪れる価値があります。この城は自然豊かなアラビア海の島に建っています。

コールハープルの街から150kmほど離れた美しい景色の町サワントワディは、東はサヒャディ、西はアラビア海に囲まれています。緑の生い茂る森から絵に描いたような湖まで、数多くの自然の休息所があり観光客はリラックスして若返った気分になれます。

サワントワディはココナッツを使って自由に作られるコンカン料理や、古くからあるカードゲームのガンジファ（ganjifa）、ここで何世紀にもわたって作られている伝統的な木のおもちゃが最も有名です。町はケム・サワント・ボーサレ（Khem Sawant Bhosale）によって1580年に作られ、モーティ・タラオの近くにあるサワントワディの王族の宮殿には今でもサワント一族が住んでいます。宮殿の一部はミュージアムになっており、訪れる価値があります。

コールハープルから150kmほど離れたガンパッティプルはコンカン海岸に広がる浜辺の町です。ガネーシャ神を祀った寺院が並んでいます。天然の浜の自然の美しさを楽しんだり、スピリチュアルな熱気に浸ったり、本格的に旅行者が楽しめることがたくさんあります。おもな見どころは400年の歴史を持つガネーシャ寺院で、その岩を削って作られた彫像は自己顕現だと信じられています。実は、町の名前はこのガネーシャ寺院からつけられました。