白くしぶきを上げて落ちる荘厳なバプ・テン・カン瀑布は、ヌラナン滝としても知られる、タワングから80kmのところにある人気の観光名所である。水は100フィートというよろめくような高さから白く染まって激しく落ち、アルナーチャル・プラデーシュの瑞々しい緑の山々を通り抜ける道を形成している。世界の屋根にあたるところにあるピクニックの場所であるこの地は、雲の中を歩いている感覚に襲われるほどに高い。この瀑布の周辺地域は厚く緑で覆われていて、2,3時間かければ、遠くでうなりを上げながら水が落ち、空気中で光りながら周囲に靄がかかっている中を徒歩で探索できる。町では、この瀑布のところまで向かう日帰りのバスやタクシーが利用できる。そこには、温かいお茶などの軽食を売っている露店も少しばかりある。ヒマラヤ山脈の豊かな硬水は体によいと言われ、夏の数か月の間は瀑布の作る小さなプールで泳ぐことさえ可能である。

タワンの他の魅力