1,100平方キロに広がるチリカ湖はアジア最大の黒みがかった水を湛えた湖です。この湖はこの国での一番重要なエコ観光場所の一つでプリーから約37キロの場所にあります。チリカのユニークな立地と水の組成のためにこの場所は100種類を超す魚、蟹、並びにその他の海にすむ生物の理想的な住処となっていて、ここでの一番の人気アトラクションは絶滅危惧種のイラワジイルカです。ベンガル湾に並行して流れる海の水は陸地に流れ込んで湖に達します。冬には幾千もの渡り鳥がここに集まり、それ等の鳥の中でもフラミンゴは撮影の的になっています。渡り鳥の集団が規則正しい順番を作って飛び立つのを観察することはうっとりするような経験です。この湖の浅い水は沼地、低地、それに島をもその中に含んでいて、そのうちの一番目立つものがナルバナ島とカリジャイ島です。ナルバナ島にはバラエティーに溢れた動植物がいて、チリカ サンクチュアリの中心となっています。カリジャイ島はカリジャイ女神の居住場所とされ、地場の漁夫たちに崇められています。この島は例年秋に行われるマカールサンクランティ祭には大規模な催しを主宰します。湖を一周する定期便のボートを雇うか、または特別便を仕立てて恥ずかしがりやのドルフィンが隠れているあたりをみに行くのもいいでしょう。

プリーのその他の魅力