喜びの街の愛称で呼ばれるコルカタには、旅行者が買えるものがたくさんあり買い物客にとってうれしい場所となっています。伝統的な手織りの衣服から本、手織りのサリー、テラコッタ製品、その他お土産までコルカタのマーケットは素晴らしい製品が賑やかに並んでいます。

ニュー・マーケットは街でもかなり有名なバザーです。マーケットには2000軒ほどの屋台が並び、ドゥルガー・プージャーの際に着られる赤い縞の入った多種多様な白い「ラル・パール(lal paar)」サリーが売られています。ビッシュナップウリやタッサー・シルクのサリーのよい商品も見つかります。

パーク・ストリートからニュー・マーケットまでつづくチョウリンギー・ロードはほぼすべてのものが売っている奇妙なほどに美しいマーケットです。得体の知れないごみを選り分け、もしかしたら古代の遺産が見つかるかもしれません!ユニークな特産品である魅力的なテラコッタの器にも注目です。

インド最大の本のマーケットであるカレッジ・ストリートには類を見ない種類の新旧様々な本が幸せな読者を待ち受けます。カジュアルな言い方では「ボイ・パラ(本の産地のような意味)」と呼ばれています。頭脳都市の頭脳と言われ、「もしカレッジ・ストリート本が見つからなかったら、それは印刷されてない」と多くの人に信じられています。アジアでも最大の古本市場だと考えられています。

ガリアハット・ロードは伝統的な布地を買うのに素晴らしい場所。ベナラシ(Benarasi)シルクからカンタ(Kantha)刺繍まで、ほぼ何もかもがお値打ちに買えます。