カメイチャはラージャスターンでよく使われる古代の楽器で、ラージャスターンの民族音楽の心と言われています。カメイチャはマンガニヤ(Manganiyar)のにぎやかな音楽で重要な役割を果たし、ジャイサルメル・バルメル(Jaisalmer-Barmer)でよく見かけたり聞いたりできます。

古くは、この民族はジョードプルの王族たちのために演奏しており、現在でもこの楽器を観光客の前で演奏し、州の歴史を伝え、面白い民話を聞かせることで生計を立てている人たちもいます。

この楽器の基本の部分はよく育ったマンゴーの木のひとかけらを使って作られ、職人が特殊な道具を使って形を整え、なめらかにしていきます。最もシンプルなカメイチャは12弦ですが、複雑なものは17弦です。どの部分も美しいメロディを生み出すのに欠かせませんが、最も重要なのが共鳴部分で、これによってユニークな音が生み出されます。

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