ドルド

ブージから約80 kmに位置するドルドー村は、豊かな文化とバニのおもてなしで知られています。この村はシンドのムトワ・コミュニティの拠点であるため、手工芸品はここの人々の生活にとってとても重要です。このスタイルの刺繍はムトワ刺繍と呼ばれ、ミラー、シルバージュエリー、レザー刺繍が挿入されたチェーンステッチがあります。観光客は、ムトワ刺繍が施された美しい品物やアイテムを購入できます。

ドルドーを訪れる際は、この地域の著名な職人であるミヤバイ・フセイン・ムトワとメフムーバイ・エリアス・ムトワの美しく精巧な泥工芸品について学んでください。泥工芸品は通常、小屋(ブンガ)の壁で見つけることが出来ます。ホワイト・デザートは、ドルドー村からほぼ1 kmです。

ドルド

ラン・ウツァヴ

ラン・ウツァヴは、毎年カッチ湿地で開催される楽しいフェスティバルです。歌、ダンス、文化、冒険、芸術に満ちた活気のあるカーニバルで、その間はブージの自然の土地の美しさが満月の夜に際立ちます。ゴルフカート、オフロード車、ペイントボール、ラクダのサファリ、ゲームカートでの小旅行、パラモーター、馬やラクダに乗るのもお祭りの一環です。安らぎとリラクゼーションをお求めの方は、フェスティバル期間中に行われる様々な瞑想とヨガのセッションに参加できます。パフォーマーがカラフルな服を着て歩き回り、売り子がおいしい地元料理を販売し、民俗ショーが行われるため、いろいろなグジャラートの文化を見ることが出来ます。フェスティバルの日付は毎年異なりますが、通常は11月から2月までの間で開催されます。お祭りはブージの街で始まり、この地域の他の街へと続きます。

ラン・ウツァヴ

ダマドカ木版印刷

ダマドカは、ブロック印刷で知られるグジャラートの小さな村です。アジラク木版印刷の職人が働く中心的な街でした。アカネの根を使った赤、錆びた鉄の溶液を使った黒、藍を使った青などを使った様々な印刷工があります。これらの布地はアジラクと呼ばれ、幾何学的なデザインをしています。インドの工場の多くでは、化学染料を使用してアジラクの木版印刷を行っています。しかし、グジャラートには、昔ながらの製法と地元の植物素材を使って、自然な染色技術を行う職人が多いです。この村はブージの約50 km東に位置しています。

400年前、カトリスのグループがダマドカに定住し、工芸品を作り始めたと考えられています。それが現在のこの地域の芸術様式のルーツだと言われています。

ダマドカ木版印刷

ブジョディ織物手工芸

500年前から続くカッチのブジョディという村は、美術工芸の中心地です。ブージから約8 kmに位置し、実際にさまざまな芸術様式がここで作られてきたのがわかります。木版印刷工や織工、絞り染めの職人など、2,000人以上の労働者が美しい手工芸品の作成に取り組んでいます。すぐそばにあるのは、作品を展示したり販売するための場所を職人に提供するために設立されたアシャプラ・クラフトパークです。非営利団体であるシュルジャンは、女性が工芸品を販売するのを支援しています。ここでは刺繍の展示、プロダクションセンター、地元の建築を見ることが出来ます。

ブジョディの織工は、500年前にラジャスタンから来たヴァンカルまたはムガール移民であると考えられています。彼らは当初、ラバリの地域住民のために毛布とベール布を編むことを生業としていました。

ブジョディ織物手工芸