ヘムカンド・サイーブ、正式にはグルドヴァラ・スリ・ヘムカンド・サイーブと知られるこの場所は、シクの人々からは高く敬われる巡礼地です。この神聖な土地の価値を一層高めているのは、ガーワル・ヒマラヤに囲まれた見目麗しい景色です。ヘムクンド・サイーブは、ヘムクンド・パルヴァートの峰々の間に位置します。「ヘムクンド」というのは、氷と雪に閉ざされた湖を意味します。10月〜4月の冬季期間中に閉鎖されるまで、グルドヴァラには国内各地から多くの巡礼者が訪れます。シクの巡礼者たちは、グルドヴァラに到着したあと、冬の間に損なわれてしまった山道の修繕を手伝います。この場所はラマ神の兄弟ラクシュマナが瞑想のために使ったと信じられています。

ラクシュマナを祀る近隣の寺院にも、ヘムクンド・サイーブへ向かう途中で訪れることができます。

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