サラユ川の土手に位置するグプタル ガットは大きな宗教的意義を持っています。

伝えられるところによるとこの地はラマ王がこの地上を去り、‘ヴァイクンタ’と呼ばれる元の住処の日干し煉瓦作りの建物に帰着するべく最後のひと掬いの水を飲んだ場所と言われています。この水上に達する桟橋を降りてサラユ川でひと掬いの川水を飲めば罪は洗い清められ世俗の悩みから解放されると信者たちはひろく信じています。

信者たちと僧侶の一群がラマ王を讃える賛歌を謳うこの桟橋にはラマ王の名前を唱える声が響き渡ります。観光の方々はこの他にグプタル ガットの近くにあるラジャマンディアとチャラハルジヴィシュヌ寺院を訪れる事ができます。この近辺にはラム ジャナキ, チャラン パドゥカ, ナラシンハ 並びに 君主ハヌマンの寺院が列をなしています。手入れの行き届いた桟橋はラジャ ダルシャン シンによって19世紀の前半に建設されたものです。

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