ビシャーカパトナム郊外にあるトトラコンダ山は、2,000年前に建てられた仏教施設で知られています。120エーカーの敷地に広がるこの寺院群には、インド全土から観光客が訪れます。ここで行われた考古学的な発掘調査により、16の仏塔、11の岩製貯水槽、石畳の道、円形のカオス-グリハ、ヴィハラ、マハ・ストゥーパ、食事ホール、そして三つのホールからなるキッチン施設など、多くの遺物が発見されました。発掘調査では、サタバハナ時代(紀元前1世紀-紀元前2世紀)の彫刻や銀貨、ミニチュアのブッダ・パダ、ブッダの足型なども発見されました。海を見下ろすこの仏教寺院は、かつては僧侶の住居や修行の場所として使われていました。標高128mに位置するトトラコンダ山は、仏教徒の憩いの場であると同時に、その平和な環境と美しい景観から多くの自然愛好家を魅了しています。

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