アーンドラ・プラデーシュ州最大の都市であるビシャーカパトナムは、ベンガル湾の手つかずの自然が残るビーチ・パラダイスです。穏やかな海面と黄金の砂浜が広がるこの街には、それ以外にも美しい滝、緑豊かな森や丘陵に囲まれています。ビザグとして多くの人々に知られるこの町には、国内最古の造船所、古代寺院、壮大な洞窟もあります。

この街の主な見どころは、アジア初の潜水艦を改造した博物館です。展示物が置かれているさまざまな部屋を移動しながら、海中の生活を探究することは、とてもエキサイティングな体験になるでしょう。また、ボルラ洞窟は国内最大級の洞窟の1つで、冒険好きの人たちにうってつけです。街には公園や庭園などが点在しており、観光客はそこでのんびりと過ごし、自然の美しさに浸ることができます。

11世紀頃に建てられたビシャーカパトナムは、その自然の美しさから、俗に 「運命の都市」 と呼ばれています。またインド海軍東部司令部の本部でもこの地にあります。ビシャーカパトナムはビシャーカ・ベルマ国王によって統治され、ビシャーカ神の名でここに寺院を建てたことからこの町が作られたとされています。ビシャーカパトナムは、かつてアショーカ王が激戦を繰り広げたカリンガ帝国の一部だったと言われています。主に工業都市で、年間を通して多くの観光客が訪れます。この地は、「コロマンデル海岸の宝石」の愛称としても親しまれています。

夢中になれる体験