ネイピア博物館と自然史博物館は街の中心の動物園の近くにあります。19世紀に建設されたネイピア博物館には象牙の彫刻や、寺院の輿、古代の装飾品、武器、硬貨、青銅の偶像、など多数の歴史的な展示物があり、何世紀にもわたって様々な支配を受け続けてきた地域の歴史を記録しています。

青銅の展示物にはシヴァ神や、ヴィシュヌ神、女神パルヴァチ、女神ラクシュミーの像があります。金属の像は8世紀から18世紀までの南インドの彫刻様式を表しています。中央トラヴァンコールのアンバラパザ寺院から収集したパッラヴァ様式の8世紀のヴィシュヌ像は州で最も古い金属像です。

博物館は元マドラス(現チェンナイ)将軍ジョン・ネイピアから名づけられ、州立美術館としても知られています。ラーマーヤナやマハーバーラタの物語を描いた日本の影絵が人気です。

自然史博物館も先史時代の骨格標本や剥製の展示コレクションがあり訪れる価値があります。

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