小高い丘のふもと、泉のそばにあるカームハリダ洞窟は史跡としても卓越しており、その複雑な彫刻はとても魅惑的だ。この洞窟は3つの石灰岩の彫刻からなっており、その歴史は4世紀から5世紀まで遡る。中央の洞窟がチェーチャ(神殿)で、すり減ったストゥーパあり、入り口の両脇には2体の菩薩の彫刻があしらわれている。右はヴァジャラパニの彫刻であり、ウムウジュの樹の下で参列者とともにいる。左はパドラパニの彫刻でウムウジュの木の下には女性と5人の参列者が描かれている。パドラパニの左にあるのが籠を抱えた夜叉のようなこびとの彫刻だ。これらの洞窟は1958年に偉大なる考古学者P・P・パンドヤによって発見された。現在はグジャラート州の考古学省によって維持されている。左にはまた別の深く大きく開けた洞窟があり、ここで僧たちが瞑想していたのではないかと言われている。

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