コロマンデル海岸の丘の上に建つマイラム寺院(プドゥチェリーから30キロに位置する)は訪れる価値がある場所です。ポンマヤプラム・マタディパティーによって建設され、ムルガ神に献上されました。なおここは、ヴェーラー・サイバの羊が住むボマヤパァイヤム村とつながっています。

この寺院の言い伝えによると、自分の山へと連れて行くように懇願した悪魔スラパドマと、ムルガ神との間で物語が展開します。その願いを聞き入れるため、ムルガ神は悪魔に孔雀の姿で懺悔し、バラハ川の岸辺で瞑想するように頼んだそうです。その後、悪魔スラパドマはムルガ神に、永遠にそこへ留まるよう求めたとされます。毎年3~4月に開催される 「パングニ・ウティラム祭り」 には多くの信者が集まります。

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