築600年のナーグ・マンディールはマンタライ丘の上に鎮座しています。シヴァ神がパルバティ女神と結婚した場所だと言われています。寺院はナーグ・デヴタ(蛇神)を祀っており、ここへ訪れる人々は蛇を崇め、神々に祈りやお供え物を捧げます。豊かな緑と雪で覆われた山頂に囲まれたこの寺院は、蛇を崇拝する「ナグパンチャミ祭」の間、何千もの巡礼者が訪れます。

ナーグ・マンディールは国内最古の寺院の一つとされており、ここからは壮大なシェナブ渓谷と松林の眺めを楽しむことができます。この寺院でお祈りを上げれば、願いが叶うと一般的に信じられています。だから、人々はここに来て、神聖な赤い糸を結んだ後にナーグ・デヴタに祈りを捧げます。また、願いが叶えられた人たちはこの地へ戻り、ランガル(オープンキッチン)で人々に食べ物を振る舞います。

境内での写真撮影は厳禁されています。実際、それを思いとどまらせるために、地元の言い伝えが信者の間に広まっています。「カメラで盗み撮りをする人々は悪夢を見る」とのこと。訪問者は通常、スマートフォンやデジタルカメラを置いてダルシャン(礼拝)へ行きます。

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