ラーチェン・チューとラーチャン・チュー、2つの流れの合流地点には、チャムサンという小さな町があります。ガントクから95km、標高1,790mに位置するこの町は、美しい自然豊かな土地です。チャムサンはシッキムの聖人、グールー・パドマサムバーヴァに祝福されていると言われています。この聖人はチベット仏教開祖の一人と言われています。岩には彼の片手足の跡が刻まれていると伝えられており、この岩からは天然水が流れ出ています。その水は、信者からは神聖な水であるとされています。近隣にも、グールー・パドマサムバーヴァによって祝福された土地があります。グールーがこの地に数粒の穀物をまき、農耕を妨げる自然を抑制して、水田を始めました。現在でも、村では耕作が行われています。

伝説では、「デマゾン」、つまりシッキムの隠れた米の谷は、チャムサンが初めだとされています。

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