風情あるチェンダマンガラムの村は、コチで最大級の築175年のシナゴーグで有名。典型的なケララ様式の建築で、複雑な模様で飾られた壮大な祭壇で知られています。上を見上げると、明るい市松模様の施された高い屋根を見ることができます。さらに、シナゴーグには細かく彫刻を施した手摺や手すり子のある木のバルコニーがあります。別のバルコニーは女性専用で貴重な木工細工が施されています。らせん状の木の階段を上ってバルコニーまで行けます。観光客はかつてコチ周辺の君主たちの宰相であったパリアス・アチャン(Paliath Achans)の住居だったパリアム宮殿(Paliam Palace)に行くこともできます。展示されている様々な遺産や文書から栄光の歴史をたどることができます。ほかにもポルトガル人が16世紀に建てたビーピーコッタ・セミナリーが見所です。遺跡を巡ると、まるで歴史のページをさかのぼっているかのような気分になれます。