良く保存されたスリ・クリシュナ(Sree Krishna)寺院で有名なアンバラプザの町には、インド中から信仰者が訪れます。ケララ様式建築の、クリシュナ神を祀った寺院は当時の職人の技術の素晴らしい見本です。毎日ふるまわれるおいしく甘いミルクがゆ、パル・パヤサム(Pal Payasam)も食べ逃さないように。寺院は12年に一度のヴェラン(魔術師)によるパッリパーナ(Pallipaana、女神バドラカリに捧げる儀式的な踊り)で有名です。寺院を見てまわると、ヴィシュヌ神の化身を描いた壮大な絵画に出会うことができます。興味深いことに、寺院は初めて伝説の風刺民俗芸術であるオッタントゥラルが行われた場所でもあります。寺院を訪れるのはアンバラプザ・テンプル・フェスティバル(Ambalapuzha Temple Festival)が開かれている時期がおすすめです。年に一度のイベントで、マラヤーラム暦のミトゥナム(Mithunam)の月のムラムの日に開催されます。