旋律の美しい音色を奏でるために使用されるシンギングボウルは、叩いたり、こすったり、振ったりすると音を奏でる楽器です。鐘をひっくり返したような構造で、様々なサイズのものがあります。もっと繊細な音を出したいなら、小さめのボウルを購入すればよく、もっと深い音色を奏でたいなら、大きめのボウルを購入するのが良いでしょう。通常はシンギングボウルを叩くのにマレットを使用します。音楽はしばしば、瞑想やヒーリングに重要な要素だと考えられているため、シンギングボウルは宗教的な目的に利用されます。ボウルが奏でる音は、魂や体、心の周波数の乱れを整えるためのエネルギーを生むと言われています。

シンギングボウルは、通常、少なくとも3人で平たい金属板をハンマーで叩き、ボウルの形に整えます。ボウルの端部が滑らからになるまで曲げて、ハンマーで叩きます。シンギングボウルの別の作り方としては、溶けた金属を鋳型に流し込む方法があります。ボウルの別の部分であるネック部は、磨いた後、ネック部とボウルを溶接してつなぎます。この方法でボウルを作ると、残響の長い音を生み出すことができます。シンギングボウルは、主につやだしすることにより、装飾します。

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