カテシュワール仏教洞窟としても知られるシヨット洞窟は、グジャラートのカッチ地区のラクパット・タルカのシヨット村にあります。1世紀に遡るこれらの洞窟は、5つの岩を切り出した構造になっています。この洞窟は、7世紀の中国人旅行者が報告した、80の修道院の跡地の1つと考えられています。シヨット洞窟は、東向きの聖室と、仏教徒がそこへ行けるよう作られた回廊で構成されています。これらの洞窟では、古代の美しい碑文と建築を見ることが出来ます。1988-89年の洞窟の発掘により、さまざまなムードラ(体勢)の仏像が刻まれた粘土のシールと、ブラフミー後期の彫刻およびデヴナガリの碑文が発見されました。発掘によりその他にも、銅の指輪、ガダイヤの硬貨、鐘と鎖のあるテラコッタ・ナンディ(雄牛の神)、スラヒ(首の長い鍋)などの陶器が発見されました。

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