1877年にマハラオ・ケンガルジによって設立されたカッチ博物館は、王の結婚式の寄贈品を展示するために建てられたグジャラートで最も古い博物館です。典型的なゴシック様式の建築で建てられ、グジャラートの王室の歴史をたどるのに最適な場所です。

博物館には、写真ギャラリー、人類学セクション、考古学セクション、織物セクション、武器セクション、楽器セクション、船舶セクション、動物の剥製セクションなどの11のギャラリーがあります。さらに、古代の遺物、民芸品、工芸品、カッチの歴史と文化のにとって重要な部族の人々に関する情報を展示する、部族コミュニティ専用のセクションがあります。ここは遡ること1世紀の、クシャトラパ碑文のコレクションを最も多く収容していることで有名です。博物館には、現在では絶滅したクッチ文字の描かれた遺物や、カッチの現地通貨だった「コリ」を含むコインのコレクションもあります。博物館には、刺繍、絵画、武器、楽器、彫刻、金属加工品も展示されています。2階建ての建物に入ると、18世紀の「アイラヴァタ」(ヒンドゥー教の神インドラを乗せた神話上の白い象)の像に出迎えられます。

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