ごつごつとした絶壁に逆らうように建立された人気のあるジャワラムキ寺院は、51のシャクティピータス(サティ女神の切断された体の一部が落下した礼拝寺院)の一つです。ダウラダー山脈の中に位置する同寺院は、サティ女神の舌が落下した場所と言われています。サティ女神は、古石の亀裂に一片の曇りもない青色に燃え続ける小さな炎となって現れます。この寺院には偶像がないため、炎が崇拝されています。同寺院の前には、ネパールの王によって奉納された巨大な真鍮製の梵鐘を設置した大きなマンダパがあります。同寺院の中央に位置する窪みに置かれている聖なる炎に水とミルクが奉納されるのが通例です。必見のイベントは、同寺院で1日に5回行われるアルティです。ハヴァン(Havan)は、同儀式中にドゥルガー・サプタサティ(Durga Saptasati)の数節が読まれるもので、1日1回行われます。

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