セツカライ

広大な宗教的意義を持つ場所であるセツカライ、またの名はセツ海岸、はラマ王が有名なラマ セツ橋をかけてスリランカにわたってシタ女神をラヴァナの束縛から救い出したと信じられている場所です。

橋の遺跡はいまでもそこで見ることができます。観光の皆様はアディセツを訪れて聖なる浴槽を見ることもできます。ここはラマ王がスリランカに出立するまえに入浴したと言われている場所です。

セツカライ

コタンダラマスワミー寺院 

ラメスワラムから石を投げて届く距離にあるコタンダラマスワミー寺院は、広く信じられているところによるとラヴァナの兄弟のヴィビシャナがラマ王に降伏した場所ということになっています。

この寺院はラマ王、シタ女神、ラクシュマナ王、ハヌマン王ならびにヴィビシャナの偶像を安置しています。この寺院の壁はラマヤナ叙事詩から取った物語を描いた美しい絵画で飾られています。この寺院の主要な見どころはアティマラム樹木でこの木はここの一番古くからある木だといわれています。

コタンダラマスワミー寺院 

アグニティールタム 

ヒンズー教徒にとっての最も聖なる場所の一つであるアグニティールタムはラメスワラムに存在する64の聖なる入浴場の内の一箇所がある場所にあり、その聖水を一掬い飲むことで彼らの罪が許されると信じる多数の信者達を引き寄せています。この場所はスリラマナタスワミイ寺院に面している東海岸に広がっています。月の無い夜と満月の夜がこのアグニティールタムの水で水浴するのが最も縁起のいいことを呼び起こす時であると考えられています。

’アグニ’という言葉は火を意味し、一方 ‘ティータム’は聖水の意味を持ちます。この場所は古代の文章と伝説に人気の高い巡礼センターであると言及されています。伝説によるとシヴァ神の妻を暴力で誘拐したラヴァナを殺害した後、ラマ王はシヴァ神にブラミン(ラヴァナ)を殺した彼の罪をお許し願いたいと祈り、その後アグニティールタムに入浴しました。これとおなじようにすれば信者達も同じように罪を消し去る助けになると言われています。

アグニティールタム 

スリ ラママナタスワミー寺院 

ラメスワラムでの一番評判の見どころであるスリラマナタスワミー寺院は巡礼者たちを世界中のすべての場所から呼び寄せます。シヴァ神に捧げられたこの寺院には12のジョティルリンガス(シヴァ神の特別祈祷所)の内の一カ所が内蔵されています。ラマナタスワミーという言葉はラマの主人という意味でシヴァ神を指し、そのシヴァ神に対してラマ王はラヴァナの手からシタ女神を救い出すためにランカにむかう旅に出立する前に祈りを捧げたということになります。この神殿の建築術はその複雑な彫刻、壮大な塔、それに人目を惹く彫刻付きの柱の並んだ豪華な回廊で有名です。この寺院にはなんと1,212本もの柱が建てられているのです。ここには22のティールタムス、言い換えると聖なる風呂と呼ばれる浴場がありこの浴場の水の一掬いで罪が洗い流されると信じられています。この神殿は週を通じて休みなく開かれていて参拝時間は朝5時から午後1時までと午後3時から午後9時までの二回制となっています。

スリ ラママナタスワミー寺院