時を経ても変わらない姿をとどめるサフダル・ジャング廟は、写真のように美しい背景を背に、優美にそびえています。大理石と砂岩で作られた美しい建築の代表例ともいえるこの廟は、当時の皇帝からサフダル・ジャングの称号を与えられた、有能な行政官にして政治家のムハンマド・ムキム・イン・ホラーサーン(Muhammad Muqim in-Khurasan)を弔って1754年に建てられました。中央に大きなドーム型の建築物があるこの廟は、エチオピア建築家により設計されました。この廟は、高台の上に建てられ、大きな正方形の庭園の中に収まっており、囲んでいる庭園の各側面の幅が280mとなっています。この廟の前面の設計は複雑で、裏にはいくつかの部屋と図書館があります。また、廟では、たくさんのアラビア語で書かれた碑文を見ることができます。サフダル・ジャングと彼の妻であるアマット・ジャハーン・ベーグム(Amat Jahan Begum)の墓室は、この廟の地下室にあります。この廟全体は、インド考古調査局(ASI)が管理しています。

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