歴史学者の感激を呼ぶ考古学博物館はロタールにあり、沢山の遺跡があります。そこに飾られている物のうちで目を引くものはゲームや重し石、宝飾品と印章で、これらはインダス峡谷に育った文化的遺産です。また、展示物のなかには数多くの興味深い動物の置物をも閲覧に供されています。考古学者が言うところでは犀の置物はこの動物は一時期この地域に生息していてこの地域のその頃の光景は緑の多い沼地の光景を呈していたようです。もう一つの興味深い置物はゴリラの置物で、この置物は歴史家たちをしてその頭の毛をかきむしらせて、ここに昔住んでいた人々がゴリラのゴリラ本来の姿がどんなであったかを知るにいたったかを考察したかを物語るものです。この博物館はロタールの4千５百年におよぶ歴史の産物を陳列していて、この全ての陳列物を掘り下げて心いくまであじわうことのできる場所なのです。
